おはようございます
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さて。
昨日の市川海老蔵さんご夫妻のニュースを拝見していて、ひとつ思い出した事があります。
私が幼稚園教諭だった頃の話です。
当時、年中組の担任をしていた私。
3月に入り、そろそろこのクラスともさよならだなぁと淋しく思っていた時。
受け持っていた園児のお母様が亡くなりました。
癌でした。
まだ20代でした。
その日、その園児は“私用”で欠席していました。
お母様が病気と戦っている事は知っていましたが、数日前にはお迎えにもいらしていたし、まさか危篤だとは知らず…。
その日は、
“何か用事があるんだな”
くらいにしか思っていませんでした。
お弁当の時間、お茶を取りに職員室に行った時、主任から聞かされました。
主任は、
『動揺を見せたらダメよ。』
と言い、私は、
『大丈夫です!』
と答えました。
お帰りの時間までに、私のクラスは連絡網が回りました。
お迎えに来たお母様の中には、
『りさ先生…ビックリしました…』
と泣きそうな方も。
私は、
『ごめんなさい、私今泣くわけにいかないんです。ごめんなさい。』
と言って、そっと離れました。
当時23歳だった私は、それまで祖父の葬儀にしか参列した事がありませんでした。
持っている喪服は夏用。
冬用は持っていませんでした。
買いに行く暇もなかったので、お友達のお母様からお借りしました。
担任として、園からの香典を代表で持っていくため、イチからマナーを勉強したりしました。
身内以外の葬儀は初めてだったのです。
お通夜へ参列した時、数日ぶりに子供に会いました。
会ったというより、見かけたと言うのが正しいですね。
御焼香をして、その日は帰りました。
翌日は告別式。
最期のお別れをしにお母様の元へ行った時、近くに子供が居ました。
思わず肩を叩いてしまった私。
自分のお母さんの葬儀だと、理解できているようないないような…
不思議そうな顔をして、泣き顔の私を見つめてきました。
私が少しだけ微笑むと、子供も微笑みを返してくれました。
まだ理解するのは難しいのかな…。
その後、お父様と電話でお話した時、
『多分まだあまり理解していません。でも夜中に“ママ~”と泣いて起きる事があります。』
と仰っていました。
5歳の子は、どこまで親の病気を理解できるのでしょうか。
海老蔵さんの娘さんも、もうすぐ5歳だと言っていました。
ちょうど年中さんの歳ですね。
なので、重ね合わせるように思い出してしまいました。
もちろん、幼稚園生にもなれば、命の大切さは十分理解できていると思います。
でもママが、その大切な命をおびやかす病と戦っている事までは知らないと思います。
大きくなった時、初めて知る事ですよね。
その時は、病に勝った麻央さんが、御自身の口からお話していると信じています。
『ママはあの時こういう病気だったのよ』って。
大丈夫勝てる気しかしない
何よりも、海老蔵さんをあんなに素敵なパパにしたのは麻央さんですからね
本当に良い奥様なんだなぁと感じます。
見習いたい
なんだか、昨日に引き続きこのニュースについて書いてしまいました。
しつこく思われた方がいたらすみません。
それだけ衝撃的だったので…。
みなさま♡
今日も素敵な一日をお過ごしください(*^.^*)
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★幼稚園教諭時代の経験★
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