こんにちは
だいぶ空いてしまいましたが、前回の続きを書きます。
息子は、既に飛行機3回目。
(往復で数えたら5回目。)
今回も、とても大人しくしていてくれました。
途中、私がトイレに立ったため、着陸するまで旦那の腕の中でねんね。
すると、色々な思いがこみ上げてきたのか、旦那が息子を見つめながら、静かに泣いていました。
ハンカチとティッシュを差し出す私。
いつかこんな日が来ることはわかっていたけれど、早すぎるよね。。。
空港までは、義弟と姪っ子が迎えに来てくれていました。
家に向かう間、
“このまま着かないでほしい…”
と、ずっと考えていました。
旦那は、どう思っていたのかな。
1時間程で家に着き、いよいよおかあさんとの対面です。
おかあさんは、リビングで眠っていました。
普段、お化粧をしないおかあさんが、ピンクの口紅をし、本当に眠っているみたいでした。
声を掛けたら、起きるんじゃないかと。
でも、おとうさんは、
「叫んでも起きなかったんだ…。」
と、泣いていました。
旦那も、泣いていました。
おかあさんの顔に触れると、ひんやり冷たかったです。
息子も、おかあさんの事をジーっと見ていました。
きっと忘れてしまうだろうけど、あなたのパパのママなんだよ。
あなたが今、私に甘えてくるように、パパもママに甘えていたんだよ。
旦那にそっくりな息子なだけに、私はおかあさんに自分を重ねて見ていました。
息子にも、いつかこんなに悲しい思いをさせてしまうんだな。
でもね、人はこうして人生を終えていくんだよ。
ババ、おつかれさまでした。
その後は、本当に悲しむ暇もないくらい、バタバタしていました
葬儀屋さんとの打ち合わせ、参列者の名簿作りにお花の手配…。
葬儀が終わってからも、お部屋の片付けやら掃除やら、あっという間に一週間が過ぎて行きました。
でも今回、家族みんな揃ってご飯を食べたり、家の掃除をしたり、とても良い時間が持てたと思います。
おかあさん、ありがとう。
そして何より、息子がいてくれたおかげで、みんなの笑顔が絶えなかったような気がします。
旦那も言っていました。
「これで◯◯ちゃん(息子)が居なかったら、ホントにジメッとしてたと思う。ありがたかったね。」
と。
息子、いい仕事したね
これからは、ジジが寂しくならないように、いーっぱい北海道に遊びに行こうね
おつかれさまでした