こんにちは
娘が産まれてから、7日が経ちました
毎日、沢山泣いて、沢山飲んで、沢山出して、とっても元気です
息子が生後5ヶ月の時、産院で行っている、運動教室に参加しました。
その時、子供同士の月齢が近いママさん2人とお友達になったのですが、そのうちの1人が、なんと二人目の予定日が2日違い
「入院被ったら楽しいよね〜」
なんて話していたのですが、彼女の方が先に出産となりました。
連絡をもらった日の夕方、妊婦健診があったので、先生に、
「今日の午前中に出産した◯◯さん、お友達なんです!私も続きたいです!!」
と伝えたところ、本当にその日の夜中に陣痛が来てしまい、先生もビックリしていました笑
言霊って、あるんですね
息子は、まだ娘の存在を受け入れていないらしく、私やばぁばが娘を抱っこすると、
「いやや!」
と、拒否します。
そうかと思えば、娘が泣いていると、
「ママ、こっこ!」
(ママ、抱っこしてあげて!)
と、言ってきたり。
授乳の準備をしていると、私の所へガーゼを持ってきてくれたり。
娘におもちゃを貸してくれたり。
お兄ちゃん心は、複雑みたいです
私は今回、経膣分娩を選択しました。
前回は、緊急帝王切開だったのですが、私が息子を産んだクリニックでは、ブイバックを推奨していて。
個人病院ですが、院長先生は40代と若く、とても信頼できる方なので、ブイバックへの挑戦も全く怖くありませんでした。
周りの人の方が、「大丈夫なの?」と不安そうにしていました。
先生が私のお腹を切ったんだもの
その先生が「下から産みましょう」と言ってくださるんだから、絶対大丈夫だと思いました
2月20日の深夜1時30分、お腹の痛みで目が覚めました。
数時間前にアイスを食べたので、てっきり下痢になったんだと思い、とりあえずトイレへ。
便は出ましたが、特に緩くはなくて。
これから緩くなるのかな〜?と思いつつ、
【陣痛 下痢の痛み】
で検索してみると、出てくる出てくる
あら…?と思い、念の為陣痛カウンターで感覚を計ってみると、なんと既に5分
下痢なんだか陣痛なんだか、わけがわからず、とりあえず旦那を起こしに行きました。
旦那にも、
「これで、ただの下痢だったらごめんね」
と謝りつつ、二人でテレビを見ながら、引き続き間隔を計ると、やっぱり5分。
3時過ぎ、クリニックへ電話。
「恐らくそれは陣痛だと思うので、とりあえず来てください」と言われ、息子を起こして着替えさせ、車で向かいました。
クリニックへ着くと、助産師さんによる内診。
「あら、柔らかいね!◯◯さん、結構我慢しました?」
と聞かれましたが、まだまだ強めの生理痛みたいなものだったので、私としては我慢したつもりはなく…。
生理痛は陣痛の練習だ!みたいな話を聞いた事がありますが、ある意味そうなのかも
そこへ、院長先生登場。
無痛分娩を希望していたため、背中に麻酔のチューブを入れられ、人工破水を行いました。
そして、個室へ通され、そのまま子宮口が開くのを待つことに。。。
その日は、私を含め、4人の方が出産を控えていました。
(後に全員と顔を合わせ、仲良くお喋りさせていただきました)
途中、陣痛室へ移動。
1人、また1人と分娩室へ呼ばれて行き、その度に産声が聞こえてきて、旦那と2人で「良かったね〜」と喜んでいました
そしてついに、私の番。
陣痛が始まってから、半日以上経過していたため、少し無痛の薬が弱められ、お産を進めることにしました。
無痛の意味〜
しかし先生から、
「赤ちゃんがちょっと苦しそうにしているから、早く出してあげた方がいいね。」
と言われ、ならばと納得。
痛みに耐えながら、いきむいきむ
旦那曰く、
「こめかみの血管が切れるんじゃないかって心配だった」
と。
汗も滴り落ちてきます。
途中、旋回異常が見られたため、先生がお腹を捻りまくる
痛い痛い痛い〜!!
と叫びながら、それでもいきむ
いきみ逃しも、初体験。
うんちしたいのに、我慢しなきゃならない感じ
陣痛の波と共にいきみたくなるので、モニターを見ながら助産師さんに、
「いきみたい?」
と聞かれること数回。
その度に、
「いきみ…たい…です」
と、声を振り絞る私。
そのうち、わけがわからなくなってきて、いきみたくないのに「いきみたい?」と聞かれ、
「ううう…いきみ…た…くないです」
と言い、旦那に、
「ふざけてんの?コントじゃないんだから」
と、突っ込まれました。
いや、そのくらい必死なんだってば
何度か必死にいきみましたが、なかなか赤ちゃんは産まれてきてくれません
赤ちゃんが下りてくると、お尻の穴が痛くなるそうですが、私は子宮の辺りが痛くて
先生も助産師さんも、「帝王切開」の言葉を出し始めました。
先生は、おもむろに私のお腹にメスをあてて、
「これ、痛いですか?」
と。
え、ちょっと…
痛い痛い!
痛いですけど?
何するんですか!
と言うと、笑いながら、
「あ、麻酔がどこまでかかってるのか確認したくて(テヘペロ)」
と言われ、先生に軽く殺意を覚えました笑
私は、ここまで来たんだから絶対下から産みたいと思い、お腹の娘に語りかけました。
「下から出ておいで。ママがちゃんと手伝うから大丈夫だよ。心配しないで!」
と。
その後、麻酔を追加してもらい、眠たくなってきたので、分娩台の上で少し寝かせてもらう事にしました。
寝ると、赤ちゃんがパァ〜ッと下りてくる事があるらしいです!
20分くらい寝た後でしょうか。
子宮の痛みが消え、お尻の穴の方が痛くなってきました。
それを助産師さんに伝え、先生に内診してもらうと、
「うん、少し下がってきたかな?最後にもう一度いきんでみましょうか。」
と言われ、ラストチャンスに挑む事に。
私は、お腹の中の娘に再度、
「頑張ろうね!」
と声を掛け、思い切りいきむ
先生は鉗子を使って、娘の頭を引っ張りだします。
助産師さん達からは、頑張れ頑張れのコール
途中先生が、
「あ、上手上手!」
と呟くので、これは来た!と思い、更にいきむ
産道に、娘の頭が挟まった感覚があり、
「はい、次で産むよ〜」
と言われ、もう一度いきむ
スルンという感覚と共に、無事に娘が生まれてきました
すぐに産声が聞こえ、私も号泣。
胎盤が出てきた後、会陰の処置が行われたのですが、既に麻酔が切れかけていて、普通に痛い
無痛だから、処置も痛くないって聞いていたのに。
先生に、
「普通に痛いんですけど」
と言うと、
「ボーッとなるお薬を入れる事も出来ますが、どうしますか?2時間程、赤ちゃんと触れ合えなくなってしまいますが…」
と言われ、その日ほとんど徹夜みたいなものだったので、眠らせてもらう事にしました。
眠っている間も、意識は何となくあるので、周りの声は聞こえてきます。
娘の体重を計る声や、旦那がへその緒を切っている時の声、院長先生が、もう1人の先生と何やらお話しながら会陰の処置をしている声。
更には、会陰をチクチク縫われている感覚も残っていました。
でも、目を開けたくても開かなくて…
すっごく不思議な感覚でした
薬が切れ始めた頃、ようやく目を開ける事が出来たのですが、まだ夢の中にいるんだかなんだかわからない状態で…
旦那に、
「私、今起きてるの?起きてる?うへへへへ〜変な感じ〜!うへへへへ〜」
と、何度も問い掛けていたので、周りの助産師さん達に笑われてしまいました笑
旦那からも、
「酔っ払いと喋ってるみたい」
と言われる始末
ご迷惑をお掛けしました
2時間後、薬が切れてきたので、お部屋へ移動。
エレベーターを降りる時、前日出産したお友達に偶然会う
途中まで、「まだ産まれない。帝王切開かも〜。」とLINEをしていたので、彼女も心配していてくれたそうで。
「下から産んだ〜!産めた〜!」
「良かったね〜!!」
と、少しだけ会話をし、別れました。
部屋は相変わらず、ホテルみたい
基本母子同室なのですが、この夜は授乳時間以外、娘を預かってもらえることになりました。
ありがたい
後陣痛は全く感じませんでしたが、とにかく会陰が痛い
鉗子も使ったので、お尻の方まで裂けてしまったようでした
そんな中、トイレに行けとか拷問でしょ
まぁ、行きましたけどね
帝王切開も経膣分娩も、痛いものは痛い
どっちも同じ
ただ、大きく違ったのは、出産後すぐなのに、普通にご飯が食べられたこと
この日は明け方に入院したので、3食全ていただきました
入院中、ご飯が楽しみだったのよね〜
あとは、お友達と同時期の入院という事で、朝晩の食事をホールでいただくのが楽しみでした
同じ日に出産した方4人とも、わいわい食べられたし
あるあるかもしれませんが、出産時の壮絶な状況を、食事しながら語る語る笑
男性が同席していたら、絶対嫌がられるやつだな
こういった入院中の写真や、院長先生や助産師さん達からのメッセージ入りアルバムを、退院時にいただけます。
バースレビューも細かく記録して下さっているので、とてもありがたいです
最後に…
先程も書きましたが、帝王切開も経膣分娩も、どちらも痛いしどちらも大変
そして、どちらも立派なお産です
どっちがどうとか言う人も居るけど…
どちらも、出産は命がけ!
母親になるって、凄い事!!
以上。
今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました